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アルペン試乗会

最近毎年参加しているアルペンの試乗会へ行く。今年はしらかば2in1へ。愛知からTm氏も来るとのことで現地で合流することにした。新型コロナウイルスの影響で中止になるイベントが多いなか、無事開催されることになった。

 

 3月15日 晴れのち曇り

前日は南岸低気圧で冷たい雨となった。山では雪が降っており、翌日の晴れ予報と相まって良いコンディションの期待が高まる。

当日5:30に自宅出発。上信越道を佐久で降り、県道152号でアプローチ。山間に入ると路面にも雪が出てくる。スキー場に7:45到着。支度をして総合管理センターへ。

すぐにTm氏と合流、ゲレンデへ向かう。チケット売り場のすぐ横に試乗会場を設営中だった。雪はハイシーズンと変わらない雪。青空とのコントラストが美しい。ピステンのビシッと掛ったゲレンデにうずうずする。

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チケットを買ってどうするか迷う。受付に並んで目当ての板を確実に乗るか、リフトに並んで足慣らしするか。見た感じ設営にはまだ掛かりそうだったのでリフトの方に並んだ。まもなく運行開始となる。

滑り始めは中斜面のパラダイスコースから。半分ポールバーンで仕切られているが程よい斜度で気持ちよく滑れる。硬めにピステンが掛けられておりスピードが出る。2本目はラッツ・ラッツコースへ。こちらは30°位の急斜面で向かって左側はピステンが入らず不整地となっている。見た感じ20cm位の新雪かな。

会場の設営が整ってきたので受付に行く。テントの裏側に回ると前に20人位待っていた。受付を済ませて板を選びに会場へ。

以下試乗レポート。1台あたり中斜面のラン&ラーンコース(下画像)を2本、急斜面のラッツ・ラッツコースを1本で試乗した。

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Hart CircuitST DEMO SP 165cm 122-66-104 R=11.9m

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自分の板と同じSTを借りようとしたが165cmが出払っていたのでこちらを借りた。

心材を変え少し柔らかくして小回り専用にしたそうだ。技術選の種目変更のためだとか。乗ってみると確かに柔らかくなった印象はあるが、トーションは強くエッジは噛む。ずらそうと思ってもエッジが噛みたがるので押し出すパワーが要る感じ。戦闘力は高いが自分の足には余るかな。


K2 DISRUPTION MTi 170cm 118-74-104 R=16.1m

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K2の新しいシリーズ。昨年までのCHARGERシリーズから変わった模様。

ビンディングのマウンティングゾーンがサンドイッチで、トップとテールが半キャップになっている構造。乗り始めるとテールの引っ掛かりが気になる。この板も噛むタイプのようだ。大回りで切って滑る分にはすこぶる調子がいい。バタつかずに吸い付くような乗り味。グリップ感はキャップスキーのようなソリッドな感覚があった。小回りするとやはりテール掛り過ぎて回しこむのに苦労する感じだった。


LINE BLADE W 167cm 140-92-114 R=Tight (13m位?)

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LINEの新しいシリーズ。フリーライドにタイトなサイドカーブを設定したらどうなるかと実験的なモデルか。

魚の骨のような中抜きのメタルを入れて、トーションの強化と軽量化を図っている。試乗板はツアービンディングが付いていたので少し重かった。フレックスは柔らかく、きついサイドカーブと相まって簡単にターン導入が出来る。前2台に比べると楽々感がすごい。中速までは自由自在だが、高速で大回りはさすがに支えきれない感じだった。ビンディングがセンター寄りに付いていることもあり167cmだが160cm位に感じる。


HEAD Supershape e-Magnum 163cm 129-72-111 R=11.9m

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安定のマグナム健在。今シーズンからSupershapeシリーズが変わった。

KARSに替わりEMCが搭載された。原理はよくわからないが振動抑制するものらしい。これが前後に入っている。他にはハンマーヘッドが廃止になりトップがややスリムにシェイプアップされた。乗ってみると柔軟なフレックス。ずらし易く、角付けすればしっかり切れて安定感もある。不自然にトップが内に入る挙動が無くなりナチュラルなフィーリングとなった。これは最近のHEADのモデルチェンジの中でもヒットと言えると思う。デザインもシックで気に入った。

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ここで昼休憩。受付でもらった100円割引券を使い"ネパールセット"と名付けられた2種類のカレーとナンのセットを食べる。カレーは美味しかったが、ナンが作り置きで固かったのが残念。大きなナンで腹いっぱいになる。

食後にまったりしていたら地響きとともに地震が起きた。体感では震度4かなと思ったが、近隣の観測地点では震度3だった。リフトが点検のため15分位止まる。そういえば午前中リフト乗車中に5分位止まったが、あと調べるとこれも地震によるものだった。蓼科山の東側が震源で、ほぼ直下で起きた地震だった。

気を取り直して午後の部。

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ICELANTIC PIONEER 86 174cm 121-86-108 R=17m

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アメリカのフリースキーメーカー。今回は20台以上の試乗板を用意し、その力の入れように驚かされる。

これはオールマウンテンモデル。細長いトップでツインチップとなっている。この手の板としてはフレックスが固めで、その分しっかりしたエッジグリップを持っている。この形状のトップなのでターンの入りは鋭敏ではないものの、傾けるとしっかり回り込んでくる。174cmだが長さを感じることもなく乗りやすかった。


HART Circuit ST DEMO 165cm 122-70-104 R=13m

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話を聞かなかったので確信は無いが、昨年からデザイン変更だけかな。そのデザインは昨年の方がいいなぁ…

相変わらず良い板でズレもキレも自由自在。コントロール性の良さはマグナムといい勝負。あちらはしっとり系で、こちらは若干乾いた感じの乗り味がする。これだけ出来が良いと変更するのが難しいだろうなぁ。


Bluemoris JAZZY BLUENOTE 172cm 127-87-103 R=13m

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オールマウンテン系。細長いトップとシェイプされたテールを持つ。

柔らかいけど腰があるようなブルーモリス独特のフレックス感。13mのラディウスとあるが、あまり切れ上がる感じは無く素直に落ちていく。柔らかいだけあって、硬い雪でのグリップはICELANTICには劣る。逆にパウダーではこちらの方が良さそうだった。


ICELANTIC SABRE 89 174cm 130-89-115 R=16m

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オールマウンテンだが、先に乗ったPIONEERに比べるとよりゲレンデユースに向いているとのこと。

乗ってみると少し太いが中回り用の基礎板みたいな感じ。しっかりしたフレックスなので高速でも安定している。フレックス感がオガサカに似た上質な感じで、高級な板に乗っているような乗り味だ。例えばルスツに1本持っていくならコレ、といった感じ。デザインもアメリカのメーカーにしてはおどろおどろしく無くシックで好みだ


ATOMIC REDSTER S9i 165cm 118-68-104 R=12.7m

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乗りやすい板。ブラインドテストをしたらHART ST DEMOと違いが判らないかも。最後に乗った板でだいぶん脚が疲れてきていたが、暴走することなくコントロールして滑れた。使う人が多いのも納得する出来だ。

 

人気が高く乗れなかったのがROSSIGNOL SUPER VIRAGEシリーズ。

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往年のデザイン復刻版で、中高年が感涙に咽びながら買いに行きそうだ。

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以上、開始から終了まで乗り続けてしまった。会場が効率の良いクワッドリフト乗り場近くで、コースも中・急斜面メインで滑りごたえがあった。

 本日の滑走 5044m/27本

今回、雪質が良かったおかげか、これは自分に合わないと思った板が少なかった。どれもよい感じだったがマグナムが良くなったのと、アイスランティックの乗り味が良かったのが印象的だった。

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