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2.5i Spec.B

レガシィを購入して2年半。走行距離は7万キロを超えた。
エンジン・駆動系の調子は良いが、足回りはそろそろリフレッシュしたい。

純正ビルシュタインもいいな~、と思ったが定価は15万円近い。
それではオークションで中古を、とチェックしてみるが程度の良さそうなものは4万以上の価格がついている。

そんな折に中古パーツショップから9,800円の即決で出品があった。
画像を見る限りではそこそこの程度に見える。
この値段なら失敗しても諦められると落札。
近場のショップだったので、後日引き取りに行ってきた。

ビルシュタイン

品物はわずかに錆もあるが程度は良い方だった。
品番からC~D型のGT用と思われる。
なぜかリアサスはバラされていて、このため安価だったのかもしれない。

問題はフロントのスプリング。
MT車のものなら前軸重がほぼ同じなのでいいのだが、AT車や3.0Rのものだと重い前軸重に合わせてあるので、軽い2.5iだと前上がりになってしまう。

スプリングには識別ペイントがしてあるが、これがどの車種用かまでの情報はネットで探しても見つからなかった。
ディーラーに聞いてみるも判らないとの返事。
ダメならスプリングは2.5iの物に組み替えればいいかとそのまま交換することにした。

ついでに…
先日、スタッドレスから履き替えた時にブレーキパッドが減っているように見えたのでこちらも交換。
価格や巷の評判を参考にWINMAXのストリート用パッド、AT1をチョイス。

WINMAX AT1

WINMAXは昔からENDLESSと双璧をなすブレーキパッドのメーカーだ。
赤のWINMAX、青のENDLESSという印象が強い。

そのほか、消耗品のセルフロックナットをディーラーで注文した。

セルフロックナット

休日になったところで作業開始。まずはフロントから。
スタビライザーが効かないように左右同時に上げて作業する。

先にブレーキパッドの方を交換。
外してみて分かったが、純正パッドはまだ半分ほど残っていた。
まぁ戻してもしょうがないのでWINMAXに交換する。
ブレーキフリュードがあふれそうになるので、少し吸い取って捨てる。

パッドを組み終えたらサスペンション交換。
ナックル上側のボルトにはキャンバー調整機構がある。
一応、同じようにする為に外す前に目盛りを記録しておく。
(本当は交換後にアライメント調整を…)

キャンバー調整の目盛り

ネジ止めされているブレーキホースとABSセンサーのコードを外してから、ナックルとアッパーマウントのナットを外せばサスペンションASSYでごそっと外せる。
外すときにはナックルが落ちないように針金で吊っておく。

交換作業中

外した2.5i用とGT用ビルシュタインを並べてみる。
形は一緒。スプリングの線径もそんなに変わらない様に見える。

GT用と2.5i用

組み付けは逆の手順で。
アッパーマウントのナットを仮締めしたらナックルをはめ込んでボルトを通す。
キャンバーの目盛りを合わせてからナットを締めるのだが、本来は1G状態(タイヤを付けてジャッキを下した状態)で調整するもの。
これはリフトが無いと出来ないので次善策をとる。
ハブのところにジャッキをかけていくらか持ち上げる。
これで締め込めば荷重のかかった状態での調整に近くなる。

調整ボルトが動かないようにしながらナックルのナットを本締め。
締め付けトルクは15kg-mなので、レンチをパイプで延長して締め上げる。
ブレーキホースとABSセンサーを取り付けたら片側終了。

もう片側も同じ要領で交換したらタイヤを取り付けてジャッキを下す。
最後にアッパーマウントのナットを本締め。
締め付けトルクが2kg-mなので締めすぎに注意。
またここはセルフロックナットを用いるので再使用不可なのだが、とりあえず様子を見るので元のナットを付けておいた。
 

フロントが終わったのでリアに移る。

リアサスはバラしてあるので組み込みつつ取り付けなくてはならない。
車重を利用して組もうと思ったのだが・・・・

まずはサスの頭が見えるように内装を剥がしていく。
ラゲッジの床板とリアシートバックの間のカーペットをはがす。

                   【クリックで拡大】
リアサス配置

カーペットは発泡スチロールの板に貼られており、クリップ3ヶ所で固定されている。
(上の画像の赤丸。外したクリップをシート下に落とさないように注意)

アッパーマウントのネジは黄色の矢印のところ。
ショックの頭はさらに奥に隠れており、このままではサスを組みながら取り付けは難しく思えた。

リアアッパーマウントのネジ

サイドの内装をはがすのもかなり広範囲に及ぶので大変そうだ。
そんな訳で、順当にスプリングコンプレッサーを買って、リアサスは後日交換することにした。
 

平日の間に通販でスプリングコンプレッサーを注文。
到着したらサスの組み付けだけしておく。

下は組み付け前の状態。

リアサス

アッパーマウントはゴムのスプリングシートと金属のフレームに分解できる。
このゴムが経年劣化で変形してくるのだが、これはまだ使えそうだったのでそのまま利用する。
ショックの頭のナットはセルフロックナットで再使用不可。購入しておいたナットと交換。

スプリングコンプレッサー

購入したスプリングコンプレッサー。中国製の安物だ。
これをスプリングに掛けてぐいぐい縮めていく。
今回はそのまま使用したが、ネジにグリスを塗っておいた方が良さそう。

スプリングを縮める

スプリングを縮めたら上下を間違えないようにショックにセットしアッパーマウントを取り付ける。
ショックのスプリングシートの段差とスプリングの切端を合わせて、さらにアッパーマウントの向きも下部のブッシュと合わせなければならない(確か±5度以内)。
コンプレッサーを緩めるとアッパーマウントの向きが変わるので面倒くさい。

ショックの頭には六角穴が開いており、ここを六角レンチで固定してナットを締め付ける。
締め付けトルクは3kg-m。締めすぎると六角穴がナメてしまいそうなので気を付ける。

無事に組み付けられたが、スプリングの塗装が剥がれてしまった。

塗装が…

安定性が良いと言うことで4本爪のコンプレッサーにしたのだが、スプリングのコイル径が合わないと却って不安定なのが判った。
サビると困るのでタッチアップしておく。
2本終了したときには筋肉痛になっていた。

組み付け終了
 
 
翌週末、交換作業に入る。

リアは片側ずつ作業するので、まずスタビライザーを切り離す。
アッパーマウントのネジを緩めたらジャッキアップしてタイヤを外す。

ショック下部を留めているナットを外すとボルトが抜けるはずだが、テンションが掛かっていて抜けない。
スタビは切り離しているので、アームのブッシュでテンションが掛かっているようだ。
結構強く力が掛かっているので、ショックを下からジャッキアップしていく。

ボルトが抜けない

適当に上げたところでプラスチックハンマーで叩くとボルトが抜けた。
アームとショックがフリーになると双方のボルト穴に結構な段差が出来ている。
取り付ける時にはこの両方の穴にボルトを通さなければならない。

ボルト穴のずれ

取り付けは最初にアッパーマウントを所定の位置に入れたら下からジャッキで支える。
アッパーマウントのナットを仮締めしたら下部のボルトを通す。
今度はショックを持ち上げるのではなく、アームを押し下げる方法をとった。

サスの取り付け

ナックルとバンプラバーの間にジャッキを入れて広げていく。
この方がショックがフリーになるので位置合わせがやりやすい。

ボルトが通ったらジャッキを外してナットを締める。
ここもセルフロックナットで6kg-mで締め付け。レンチでかなり強く締める感じだ。

タイヤを付けてジャッキを降ろしたらアッパーマウントのナットを本締め。
セルフロックナットで3kg-m。なぜかフロントよりもネジサイズが上で締め付けも強い。

反対側も同じ要領で交換したらスタビリンクを取り付けて作業終了。
2週に渡って作業してSpec.B仕様となった(本当はGT仕様だけど)。

問題の車高だが、やはりフロント上がりになってしまった。
フェンダーアーチまでの高さを測ると、、、

 交換前 : フロント 658mm  リア 668mm

 交換後 : フロント 674mm  リア 670mm

リアはほぼ同じだが、フロントが15mm上がってしまった。
スプリングレートから換算すると前軸が約60kg重い車用。

ということはやはりAT車か3.0R用だったようだ。
(MT車用だと前後5mm程度のアップになったとの情報も見つけた)

ローダウンに興味は無いし、遠目にはそんなに変でもないのでこれでいいかな。

交換後

肝心の走りの方だが、これはかなり変わった。
今までは路面の段差やうねりなどでピッチングが気になっていたのだが、これがほぼ解消した。

擬音で表すと、「ぐわん…わん」が「すとっ」になった感じ。
ショックのダンピングがすごく良く効いている。
まだ交換してあまり走っていないけど、コーナーの切り替えしも良くなりそうだ。

アライメントも特に問題ない感じ。
直進性が少し良くなっているので、フロント車高の影響で若干トーイン方向に振れたのかもしれない。

WINMAXのブレーキパッドは純正に近い感じで違和感なく使える。

初期制動は控えめで、タッチは純正よりも硬く、奥でぐっと効く感じ。
踏力でコントロールしやすく好印象だ。
 

今回、比較的安価でリフレッシュ出来た。
これでまたしばらくこの車と付き合えそうだ。
山道に行った時にどんな走りになるのか楽しみ・・・

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