« 吹雪のかたしなで… | Main | 春のかたしな »

10年ぶりの野沢

野沢に行ってダウンヒルのレースに出よう!!

との企画で野沢温泉へ。
ダウンヒルと言っても全て緩斜面のコースである。

DER WEISSE RAUSCH(ディア・ヴァイセ・ラウシュ)

もともとオーストリアのサン・アントンが発祥のレースである。
それを姉妹提携している野沢で始めたものだそうだ。

1人1人が滑るのではなく、号砲で一斉にスタート。
いわゆるチャイニーズ・ダウンヒルだ。

本場に比べると易しいが、それでも標高差715m、滑走距離7kmはなかなかのものだ。
まぁ我々はお遊び、ということであまり気合いを入れずに向かった…

 
 3月9日 晴れ

5時に自宅を出発して8時過ぎには野沢に到着。
道は全てドライで、いたってスムーズだった。

今回泊まる宿はゲレンデ内にある。
駐車場からは雪上車で宿まで送迎してもらった。
(クローラーと言うらしい)

送迎車

これ雪上だけではなく、アスファルトの道路まで走れるんだ…

宿で着替えてコーヒーで一息ついてからゲレンデへ。
最初は日影ゲレンデで足慣らし。
名前に反して日だまりで暖かく、妙高山なども見えて気分が良い。

日当たりの良い日影ゲレンデ

数本滑ったら長坂ゴンドラに乗り、やまびこゲレンデへ。
ここからは妙高はもとより上越方面の展望も開け、越後駒や苗場山も見渡せた。
いつも"かぐら"から見る苗場山と違って、山頂の傾斜湿原が見えて新鮮だ。

やまびこゲレンデ

やまびこゲレンデを一通り滑ってから昼食を食べに下山する。
ここから、明日のレースに備えて同じコースを試走してみることになった。
"よーい、スタート!!"で一斉に滑り出す。

…が、皆にどんどん離されて見えなくなってしまった。
ホットワックス塗りっぱなしで滑らない自分の板が恨めしい。

結局、皆から3分ほど遅れてゴール。
明日はGS板を使うのでがんばろう…

昼食を食べてから日影ゴンドラ、上の平のリフトと乗り継いで再びやまびこゲレンデへ。
気温はいよいよ暑いと言えるほどになり、水着で滑っている人も居る。

水着で滑る人

やまびこゲレンデで何本か滑ると日が傾いてくる。
そろそろ下のゲレンデに移動。

途中、上の平ゲレンデ脇にある道路標識で記念撮影。

雪に埋まった標識

手を伸ばせば標識に届く位埋まっている。

下のが夏にたまたま同じところで撮った写真。
2.5m位積もっている感じかな?

夏の標識

 本日の滑走 3930m/19本

宿に戻り、横になっているとうつらうつらしてくる。
なんとか食事前に風呂に入り、夕食を食べてからまた雪上車で送ってもらう。
明日のレースの開会式があるのだ。

会場に着くと既に大勢の人で賑わっている。
今回の参加者は150名ほど。
ディア・ヴァイセ・ラウシュの他にGSのレースもあり、ダブルエントリーする人も居る。

ディア・ヴァイセ・ラウシュだけなら2000円、両方に出ても4000円とお得なレースだ。
しかも開会式は立食パーティーで、結構な食事のほかチョコレートフォンデュもあった。
最後に余ったパンを、明日のレース前に食べられるように持って帰った。

宿に戻ってから、板の手入れをする。
と言っても塗りっぱなしだったワックスを剥がしただけ。
気合いの入った仲間の1人はホットワックスを掛けていた。

明日の朝は早いので宴会は無しでお開きとなった。。。

 
 3月10日 曇り一時雨、のち雪

6時前に起床。
昨夜持ち帰ったパンをぼそぼそと食べる。

心配なのは天気。
外を見ると、幸いまだ晴れている。

今日は日本海に発達中の低気圧があり、そこから伸びる寒冷前線が通過して荒天となる予報だった。
レースが終わるまで天気が崩れないように願う。

仕度を済ませて7時に長坂ゴンドラへ。

長坂ゴンドラステーション

この大会のために営業前にゴンドラを動かして選手を送るのだ。
気合いが入っているのか、なんかみんな口数が少ない。

スタートはゴンドラ山頂駅を出た広場から。
ここから50mほど走って登り、そこで板を履いて滑走開始である。
クラスごとにスタート位置が決まっており、自分のクラスのスタート位置を確保する。
混戦に巻き込まれないように端に陣取った。

スタート位置につく選手たち

雲行きが怪しくなるなか、前走がスタート。

前走スタート

板をどう持つか、作戦を考えているうちにスタート時刻が近づく。
5分前、、、3分前、、、1分前、、、
なんとか天気はもってくれそうだ。

そして5秒前のコールの後、号砲が鳴った!!

一斉に走り出す選手たち。
板を落として泣き出す子供やコケているワンピの大人まで、すでに脱落者が続出!!
後半ペースが落ちたものの、なんとか指定場所まで登って板を履く。

滑り始めた時にはもう体力の残りが少なかった…

クローチングで滑り始めるものの、すぐに姿勢が保てなくなる。
仕方なく膝に手をついて、なんちゃってクローチングで滑り続ける。

脇をびゅんびゅんワンピの選手が抜かして行く。
やっぱりワンピを着ないと勝負にはならない感じ。

上の平・パラダイスと広い緩斜面を抜けて、選手は狭い林間コースに入って行く。
このあたりに来るとすっかり普通の立ち姿勢になってしまう。
スピードの落ちるところではストックで漕いでいく。

脚はとっくに限界に達して息も絶え絶え。
肺が痛くなり、口の中に血のような味が広がる。

そうして滑っているうちに、グサグサの雪に突入する。
スケーティングとストックでなんとか止まらずに滑る感じ。
ストックが外れて止まってしまう選手も何人か見かけた。

そうしてやっと開けたと思ったら、カンダハーの急斜面の途中に出た。
真下がゴールエリアだったので、そのままチョッカリ。
ゴールゲートはどこだと探すと左にあったので、そこを切ってゴールとなった。

ゴールしてから分かったことだが、我々はミスコースしていた。
ゴールゲートを切ってからゴールエリアに飛び込むのが正規のコース。
つまり反対側からゴールしたのだった。

グサグサ雪になったところでおかしいとは思ったが、前の選手が行くのでついそのままついて行ってしまった。
あとでYou Tubeにアップされていた映像を見ると、青いラインが引いてあったがちょっと間違えやすい感じのところではあった。
1分半ほどロスしたようだが、DQにはならないようなのでまぁいいか。

レースの後、1本滑っているうちにみるみるガスがかかり雨が降り出した。
宿に戻って本当の朝食をとる。

食後、雨は降り続く。
滑りに行く仲間を見送り、雨が止むまで宿でまったり。
1時間ほどすると雪に変わったので、ゲレンデに向かった。

GSレースのあったカンダハー

雪は次第に本降りとなり、気温も下がってくる。
昨日緩んだザラメが凍って滑りにくい。
しばらくして仲間と合流し、表彰式まで日影ゲレンデで滑った。

12時半からスキーセンター内で表彰式となった。
ミスコースした我々は無惨なリザルト。

抽選会に掛ける(もともとこちらが狙い)が、引きの悪い自分はかすりもしなかった。
スキーが当たった人もいて、野沢のゆるキャラ"ナスキー"から手渡されていた。。。

プレゼンターのナスキー

解散後に遅い昼食。
その後はあまり時間も無いとのことで、日影ゴンドラを1本滑って上がりとなった。

 本日の滑走 2540m/11本

帰り支度を整えて、また雪上車で駐車場まで送ってもらう。
雪は降り続いていたが、道路にはあまり積もることもなく湯沢から高速に乗る。
途中、月夜野で渋滞の表示をみて17号に降り、それから裏道を駆使して割と早く帰宅できた。

あ、そういえば温泉に入ってなかった!!

|

« 吹雪のかたしなで… | Main | 春のかたしな »

Comments

楽しそう!

とは思えなそうだなあ・・・

おつかれ

Posted by: ソーレ | March 19, 2013 04:41 PM

すでに思い出が美化されはじめているので、来年も出たいなぁ…などと思っております。

Posted by: めえ | March 20, 2013 04:04 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 10年ぶりの野沢:

« 吹雪のかたしなで… | Main | 春のかたしな »