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金環食

 5月21日 ─── ついに金環食を見られる日がやってきた。

今まで部分日食は見たことがあったけど、中心食を見るのは初めてだ。
フィルターや三脚を用意したり準備をしてその日に臨む。
もちろん休暇は数ヶ月前に取得済み♪

撮影機材は以下の通り。

 カメラ:PENTAX ist DS

 レンズ:TAMRON AF70-300mm F4-5.6 Di (Model A17)

 三脚:Velbon Super Chaser + PH-157

 フィルター:ASTRO SOLAR (眼視用)

機材一式

レンズは手持ちの望遠が調子悪かったので新調した。
フィルターは正規のND100000は高くて手が出ないので、フィルムを購入してボール紙の枠に貼り付けた手作りだ。
ついでに日食グラスも手作り。

   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

何日か前から天気予報を気にしていたが、どうも当日は曇りベースのようだ。
やきもきしながら前夜になり作戦を練る。

関東は南部ほど天気が悪い予報だ。
北に向かうほど晴れの予報になるが、それは日食の中心線から離れることになる。
予報との案配を考えて、前橋あるいは宇都宮あたりが良さそうと見当をつけた。
あとは当日の朝に詰めよう。

 
そして当日。

4時に起床し、天気をチェック。
レーダーでは南岸沖にエコーがあり、衛星画像では東北以南には雲がかかっている。
上層の雲かもしれないが、まだ可視画像は見られないので判断つかない。

外が明るくなってきたので空を見ると、薄雲はあるが晴れ間が出ているようだ。
開けた所まで出てみると、そこそこ広い範囲で青空が見えており、これなら遠出しなくても大丈夫そうだ。

機材を持ってきてセッティングする。
試し撮りした結果から、スポット測光で+0.7の露出補正をかける。
ISO200の感度でF8.0の1/500sとなった。
(これをベースに途中からマニュアル露出した)

セッティング完了

6時20分、右上から太陽が欠け始めた。
ほぼ5分置きにシャッターを切っていく。
時折薄雲か掛かるものの、観測や撮影に影響を及ぼすことはなかった。

そして7時33分、金環食となった。

金環食のはじまり・ベイリービーズ

その瞬間、ベイリービーズと呼ばれる太陽の縁が途切れて見える現象も見られた。
月の地形によって光が漏れてそうなるようだ。

その約2分後に最大食分となった。

                 【クリックで拡大】

最大食分

晴れているのだけど薄暗い感じで、心持ち気温も下がったような気がする。
日食グラスで除いてみると、中が黒く抜けた太陽でものすごく不思議な感じだ。
ここ、埼玉北部は中心線から離れているので、リングの幅が左右で違う。

そして金環食になって4分半、再びベイリービーズが見られ金環食が終わる。
終わってみるとあっという間で、もっと長い時間見たかったと贅沢にも思ってしまう。
そもそも曇りの予報なのに、これだけ綺麗に見られたのは幸運と言って良いだろう。

その後、徐々に太陽は戻っていき、日差しが強くなると共に暖かくなってきた。
そして9時過ぎに完全に日食が終了した。

今回の日食の経過を一枚に纏めたのがこちら。

                 【クリックで拡大】

日食の移り変わり

それぞれ10~15分間隔で撮影されたもの。
雲に覆われることなく観測・撮影出来たことを感謝したい。

次に中心食となるのは2035年9月2日の皆既日食
それまでは、何とか生きていないと。

 
※アニメーションGIFを作ってみました。

                 【クリックで再生】

GIFアニメ

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ラストかな?かぐら

 5月20日 晴れ

今シーズンラストかもしれないスキーへ。

前週は駐車場が8時には満車になったとの話を聞いたので、早めに出発。
みつまたの駐車場には7時前に到着した。
この時点での駐車場の入りはまだ半分程度で、売店近くに停められた。

先に着いていた仲間と合流してロープウェイ運行を待つ。
始発は足切りされたが、2便目に乗ることが出来た。

まだみつまたの連絡コースが滑れるので、ここからはスムーズにゴンドラへ。
ゴンドラも待つことなく乗れてかぐらエリアに到着する。

かぐらメインゲレンデ

メインゲレンデはまだ雪は豊富。
凸凹はしているがピステンが掛けられているので、数本は大回りを楽しめた。

一方、テクニカルコースの下部は既に地面が露出して滑れず。
途中まで滑って、メインゲレンデにトラバースするようになっていた。

テクニカルコース下部は終了

初めのうちはリフトも空いていて順調に回せたが、次第に人が多くなってくる。
大回りが出来る間は、他の人と交錯しそうで怖い。

メインゲレンデからの眺め

しばらくメインゲレンデを滑ったのち、ジャイアントコースにも行ってみる。
ここは入ってすぐの所が雪が薄く、ギリギリ滑れる位。
新しい板だったら外して歩く方が良さそうな感じだった。

ジャイアントコース入り口から田代湖を望む

そこから下はまだ十分に雪があり、何本かコブのラインが出来ている。
ここは滑りやすいコブだっただけに、入り口の雪付きの悪さが悔やまれる。

10時に休憩を入れて、ふたたびゲレンデに出てみるとリフト待ちが長く伸びていた。
この10時~11時位がリフト待ちのピークだったようだ。
その後は昼食時間になるのか空いてきた。

この頃にはメインゲレンデもコブのラインが出来てくる。
基礎とモーグルが半々な感じなので、昔ながらのコブっぽい感じだ。
バンクで回そうとすると間に合わずに破綻するので、昔ながらの感じで滑った。

前半2時間、後半2時間滑ったところで、足の疲れも時間も良い感じとなる。
ここで終日滑る仲間と別れて上がることにする。

ゴンドラコースは面白くないうえに疲れそうだったので、ゴンドラの下り線に乗る。
ここから新緑の中のリフトに乗ってみつまた連絡コースへ。

新緑のみつまた第3リフト

みつまた連絡コースは、狭いながらも滑りやすかった。
1本回そうかとも思ったが、午前券のタイムアップが迫っていたのでおとなしく下山した。

 本日の滑走 4360m/13本

今シーズンのゲレンデスキーはこれで終わりの予定。

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修行

 5月2日 雨

夕方、恒例のGW合宿に参加するため片品に向かう。
この連休後半の天気予報は雨ばかりで、晴れる予報は最後の5,6日のみ。
憂鬱だ。

宿に到着して温泉に入り、仲間と日付が変わる辺りまでしゃべってから寝た。
 

 5月3日 雨

朝起きると予報通りの雨。しかも大雨の情報が出るほどの本降りだった。
朝食を食べ、イヤイヤ支度をする。
講習でなければ、こんな天気では絶対に滑らない。

まがい物のレインウエアを着て、ヘルメットの穴をガムテープで塞ぐ。
ゴーグルは曇ると思ったので、薄い色のサングラスにした。

ゲレンデに着いてみても絶望的な降りっぷり。

本降りの雨

みんなの準備が出来て仕方なく雨の中に出る。
歯医者に行くような心境に似ているかもしれない。

ゲレンデの方はさすがに人もまばら。
その点では講習向きと言えるかもしれない。雪もこの時期としては締まっている。
ただ雨で雪が融け地肌が出ているところもある。
明日以降大丈夫だろうか…

暑いかと思って薄着をしてきたが、思いの外寒い。
1時間も経たないうちにリタイアしようかと思ったほど。
幸い、その後気温が上がって来たので何とか最後まで滑った。

 本日の滑走 2163m/17本

宿に戻って温泉に入り、やっと人心地着いた。

 
 5月4日 雨のち曇り

夜中も盛大に雨が降っていた。
天気の回復に期待したが朝起きてみても雨。
予報ではもうちょっと良くなるかもと期待したのだけど…

しかし昨日と比べると空は明るい。
止むことを期待して今日はウエアの上からカッパを羽織る。
昨日のサングラスは見難かったので、今日はゴーグルにした。

昨夜の大雨でゲレンデはどうなるかと心配したが、雪出しをして薄い所を埋めたようだ。
講習を受けていると、突然ゴーグルがポロリと落ちた。
見るとバンドの付け根部分がもげてしまっている。
古いものであまり使っていなかったので加水分解したようだ。

修復しようがないのでバックパックに仕舞い以後裸眼で滑ることになった。
(宿に戻ってバッグの中を見ると、レンズを残して完全に粉砕していた…)

スキー場に上がって1時間程した時、雲に切れ間が出来て日が射してきた。
その時にゲレンデに見事な虹が現れた。

ゲレンデに出た虹

これほど近くに虹が見えるのも珍しい。
(近いとか遠いとかという概念が正しいかはまた別の話として…)
しばし皆で見とれて、写真を撮ったりして楽しむ。

その後も時々雨は降ったが、カッパを着るほどでもなく終了した。

 本日の滑走 2345m/15本
 

 5月5日 雨のち晴れ

今日は晴れるはずだったが、朝起きると雨…orz

結局3日通して雨に降られることになった。
今回はデジカメもスマートフォンも持って滑らなかった。
なので、写真は防水ガラケーのカメラのみでGPSのログもなし。
こんなことは初めてだ。

丸沼に上がり、ゲレンデに出た頃には雨はパラパラ降る程度になっていた。
しかしそれもすぐに止んで、1時間もすると晴れ間が広がってきた。
今回、はじめてやる気が出た瞬間である。

晴れた!!

晴れるとゲレンデの雪もどんどん腐ってくる。
丸沼特有のずぶずぶ沈むザラメの登場だ。

上部のゴールドコースに上がると、小回りの道が出来ている。
昨日までは出来ていなかったものだ。晴れて人も増えてきたせいだろう。
ただ幅が狭めだったので、その脇の腐っている所の方が滑りやすかった。

その後、コブも滑ったりしてしっかり4時間滑ってあがり。

 本日の滑走 3130m/19本

こうして修行に似た今年のGW合宿は終わったのだった。

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